私達の取り組み!

資源循環型社会の現実に向けて

使用済み塩ビ管(硬質系PVC)廃材 リサイクルへの取り組み!

 

塩化ビニル樹脂(Poly-Vinyl Chloride)は、1940年代に工業化され、複生成物として発生する塩素を効率よく利用し原油(ナフサ)依存率は約30%と他の樹脂に比べても著しい「省石化資源型」の合成高分子です。

PVCは、耐水性・耐薬品性・耐候性が高く、難熱性・電気絶縁性に優れ工業用の材料としても広い範囲で使用され、今日では、国内年間生産量250万トンに達し、近年でも増加傾向にあり、今もなお私達に必要不可欠な材料です。

しかし一方では、近年の環境問題の高まりから、PVCは厄介者あつかいを受け、サーマルリサイクルを含む焼却では、酸性雨やダイオキシンの発生要因と揶揄され、マテリアルリサイクルでは、使用される熱安定剤の種別による変色や劣化、費用対効果などの問題から安易な近隣アジア諸国への輸出・貿易に頼り切り遅々として国内リサイクルが遅れているのが今の現状です。

これらの現状を鑑み、少しでも国内リサイクル率を高める為に各メーカー様等と協力しあい、当方らにおいては、メーカー様に安心して使ってもらえる厳選した素材を作り続け安定供給する事により安易な貿易のみに頼らない硬質系PVCのマテリアルリサイクルを加速させていくことに努めていきます。

 

 

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